普段のお仕事の内容を教えてください。
私が所属している工務課の仕事は、エレベーターの据付における現場管理が主な仕事となります。まず、工期内にエレベーターを据え付けられるような工程を組むところから始まります。事前にお客様や据付業者の方と綿密な打ち合わせを行い、工事中のトラブル発生率を最小限に抑えます。また、工事に関する書類作成も並行して行います。工事中は、現場にて安全・確実にエレベーターを据え付けられるように、労働災害等に細心の注意を払いながら、据付業者に指示を出したりサポートをします。据付完了後は、当社の社員でエレベーターの各所調整作業を行い、最終的にお客様が安心して乗れるエレベーターを納めるのが、私たちの仕事です。
やりがいを感じるのは、どんなときでしょう?
1台のエレベーターを据え付けるだけでも、非常に多くの人と関わりを持つことになります。社員は勿論、お客様や各業者の方、場合によってはそれ以外の方々とも関わりを持ったり、協力し合いながらエレベーターは出来上がっていきます。まだ十分な知識や経験がない私は、その過程の中で苦労したり、簡単には解決できないような出来事が起こったりもします。私にとってのやりがいとは、そういった困難を乗り越えて、最終的にエレベーターが完成した時に感じる達成感にあります。苦労した分だけその達成感は大きなものとなり、私にとってのやりがいとなっています。
入社の"決め手"はなんでしたか?
就職活動をしていた頃に私が求めていたことは、決して受け身ではなく、能動的に働けるような仕事でした。受け身の姿勢で働くのではなく、自分自身で物事を考え、判断し行動に移せるような、そんな仕事を探していました。そんな時にエレベーターの施工管理の仕事を見つけました。自分自身で現場を管理し、責任を持ってエレベーターを据え付けるといったスケールの大きい仕事内容は、まさに私が求めていた仕事のように思えました。また私は学生時代に電気電子工学を専攻していたため、少なからず学生の時に学んだことを活かせると思ったことも、当社に就職を決めることの後押しとなりました。
学生時代に力を入れたことはなんでしたか?
学生時代は部活動と勉学の両方に励んでいました。特に部活動では、継続して10年間スポーツをしており、体力は勿論のこと、精神面でも成長できたと思います。部活動の中で色々な人たちと知り合い、一部の人たちとは、社会人となった今でも交流を持っています。それは少なからず、今の私の糧となっており、貴重な経験だったように思えます。またオフのときに思いっきり羽を伸ばすことによって、普段の気持ちも引き締めることができました。それは、社会人になった今でも役に立っていると思います。
休日の過ごし方を教えてください。
スポーツが趣味で、サークルの仲間とバスケットボールをしたりします。また最近では、スノーボードを始めました。冬の時期の休日は、友人と一緒にだったり、時には一人でゲレンデに行って滑ります。体を動かすと頭の中がすっきりして、良いリフレッシュになるため、週に1回は運動するようにしています。スポーツ以外では、長期休暇の際などに友人と旅行に行ったりもします。社会人になって経済的な面が、ある程度自由になったので、今までは試せなかったような趣味を楽しんでいます。これからも興味の持ったことに対しては、積極的に試してみようと思っています。
就職活動について、教えてください。
当社に入社が決まる前に、私は他の会社で何度も不採用通知を頂きました。初めて会った人に自分を正しく知ってもらおうと全力でアピールして、その上で不採用と通知が来ました。それが続くと、まるで自分自身の性格や考え方、或いは人格までも否定されたように感じてしまいました。私自身がそうだったように、同じ感じ方をする人もいるかもしれません。ですが、就職活動で大切なのは、そこであきらめずに、本当に自分がやりたいことを常に見据え続けることだと思います。面接のマナーなども勿論大切ですが、それ以上にその会社で働きたいという真っ直ぐな気持ちを伝えることができれば、就職活動は必ず良い方向に向かうと思います。
最後に応募を考えている方へメッセージをお願いします。
私は就職活動を通して、日本エレベーター製造に入社できて本当に良かったと思っています。自分から動いて能動的に働けるようなこの職場は、自分にぴったりだったと思います。決して楽しいことばかりではありませんが、職場の仲間と共に毎日やりがいを持って業務にあたっています。またエレベーターに少しでも興味があれば、この仕事にやりがいを感じられると思います。私は普段何気なく使っているエレベーターが、実はこんなにも奥深いものなのだと感動しました。大げさな表現かもしれませんが、もしかしたら私以外にもそう思う人がいるかもしれませんので、少しでもエレベーターに興味のある方、是非ご応募をお待ちしております。